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筑波大学 大学院人間総合科学研究科(心理/心理学専攻) 外山美樹研究室

研究室の紹介Laboratories

おおまかに言いますと,われわれ日本人はどのように自分や自分に起きる出来事のことを捉えているのか,そうした自己認知が動機づけやパフォーマンス,精神的健康にどのように影響をするのかを研究しています。 近年,楽観性-悲観性に関する研究が再び隆盛を迎えていますが,その背景にはこれまでのような楽観性が“善”で悲観性が“悪”であるといった二分極的な考え方ではなく,悲観性が肯定的に作用する場合もあり,逆に楽観性にも落とし穴があるといった知見が集積されるようになってきています。私は,楽観性(『ポジティブ・イリュージョン』や『楽観主義』)がパフォーマンスや適応に及ぼす功罪についての研究を行なっています。また,適応的な悲観主義と呼ばれている『防衛的悲観主義』と『楽観主義』のメリットとコストに焦点を当て,両者がパフォーマンスや適応に及ぼす影響やそのメカニズムを研究しています。

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