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大阪府立大学 大学院理学系研究科 分子化学専攻 松原研究室

研究室の紹介Laboratories

高度にフッ素化された有機物は通常の有機溶媒や水と混和せず新たな相(フルオラス相)を形成します。この性質(フルオラス性)を利用して、回収・再利用が容易な新しい触媒や反応剤の開発を行います。具体的には、ペルフルオロアルキル基を導入した有機分子を合成し、新たな反応性や選択性を調べるとともに反応後の回収・再利用を検討します。また、フルオラス溶媒を液膜として用いる反応系(フェイズ・バニシング法:PV法)の構築を行っています。この方法は、滴下ロートや温度制御装置を必要としない試験管1本で有機合成ができる簡便な方法です。以下にPV法のコンセプトを示します。

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