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大学生になる前に知っておきたい「乗っちゃ駄目な危ない誘い」

Column

大学生になる前に知っておきたい
「乗っちゃ駄目な危ない誘い」

高校生のみなさんは「詐欺」について考えたことがありますか? 昨今では大人でも騙されてしまう巧妙な詐欺やマルチ商法といった手口が横行しており、騙される人が後を絶ちません。
最近は特にお金のない大学生、まだ社会を知らない大学生を狙った悪質な詐欺も登場しており、大きなニュースにもなっています。 ネットやテクノロジーの発達した情報化社会を賢く生き抜くためには「情報リテラシー」を高めておくことがとても重要です。せっかく楽しいはずのキャンパスライフが、こうした被害によって辛い経験に変わってしまうのはとても悲しいことです。そうした危険な誘いに乗らないためにも、この記事を参考にしていただければと思います。 また親御さんも一緒になってこうした事実があることを知っておけば、万が一お子さんが事件に巻き込まれた際、頼れる相手として子供さんを守ってあげることができます。

はじめに心得ておくこと

まずこれはいつの時代もそうですが、儲け話に関して「ウマい話はない」ということを肝に銘じておいてください。 「タダより怖いものはない」ということわざがありますが、ここは先人の知恵に倣って「タダ」という言葉の裏にある相手の狙いを、一度冷静になって想像してみましょう。 無料を謳っているものの99%は慈善活動ではありません。必ずメリットを見据えているから「無料」という言葉を使うのです。

「フットインザドア」ってなに?

「最初は小さな要求から通すことで、大きな要求を断りづらくする」という人間の習性を利用した「フットインザドア」というテクニックをご存知でしょうか?これは企業のマーケティングなどでもよく使われている手法でもあります。 例えば、「無料」でサービスを提供するA社があるとします。これはなにも慈善活動をしているわけではないのはわかりますよね?長い目で見て利益につながるなにかしらのメリットがあるから「無料」というサービスを提供しているわけです。具体的に言えば、新しいサービスを一定期間あるいは一定回数「無料」にしてサービスの利用を促進することで、一度利用したユーザーの心理的障壁や抵抗感を薄れさせることで利用者を獲得します。その後仮に無料サービスを取りやめても、抵抗感のなくなったユーザーはA社のサービスを使い続けるというわけです。 企業の場合は結果的に消費者へ利益やサービスを還元しているので詐欺ではありませんが、このように、公平性・公共性を課せられた企業でさえ使っている手法が、詐欺師にも応用されているわけです。

もっとある!?新手の詐欺

しかし最近では「無料」で釣らない詐欺やマルチ商法も少なくありません。それがネットワークビジネスなどの初期投資を促すものです。ネットワークビジネスとは、いわゆるねずみ講のことです。 世間では「無料」という言葉への警戒心は数年前より確実に浸透しています。そこを上手く利用しているのが、初期投資を促す「マルチ商法」です。言葉巧みに「すぐに元は取れるから」と何十万円もする情報商材を売りつけて、そのまま雲隠れするというパターンです。 また、こういった手口に騙されているということがわかっていても、世間をまだ知らない若者は、対面で話しているときっぱりと断ることができずに申し込んでしまうという学生の被害も数多く見受けられます。

詐欺に騙されない賢い断り方

詐欺師は言葉遣いも丁寧で小綺麗な身なりをしており、最初は友好的に近づいてきます。一目見ただけでは見抜けなくても、途中から「なんか怪しいな」と思ったら、迷わず断るのが一番です。もしその場で断るのが難しいと思えば、「一日考えます」と適当な嘘をついてその場をやり過ごしましょう。その後、親や先生に相談するなどして事態を収めることをおすすめします。

まとめ

ここまで様々な詐欺の手口とその対策を紹介してきましたが、これはほんの一例です。 「わかっていても騙される」のが詐欺の怖いところです。「自分は絶対に騙されない」と思っている人ほど騙される例はたくさんあります。 大学生活が始まるこの機会に、こうした詐欺について事前に親子で話し合っておくことは予防にもなりますし、「もしも」のときにお子さんが親御さんに助けを求めやすくなります。
また、「一貫性の法則」「フットインザドア」「ローボールテクニック」など、こうした心理学用語を知っておくことは、「自分はいま人間の習性を利用して騙されているかもしれない!」と客観視できるきっかけにもなるので、そうした言葉を学習しておくのも対策の一つです。

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