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熊本大学 工学部川越 保徳

先生

熊本大学工学部土木建築学科教授。
「環境」と「微生物」をキーワードに長年研究を進めている。自然界が持つ環境浄化能力、微生物の力を借りた水質浄化に関する研究を行うかたわら、熊本がもつ大切な宝のひとつである地下水の水質を守るための研究をライフワークとしている。

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川越 保徳先生の記事は、LABOナビ進学の12,13Pに掲載されています。

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水処理技術の未来 Anammox細菌の可能性を広げる

川越教授が研究しているAnammox細菌は、水処理分野で大いに期待されている微生物です。ただ問題も多く、そのためには研究が必要だと話します。
「とにかく管理が難しい微生物です。私の研究室でも管理をしているのですが、とにかく手のかかる微生物なんです。特殊な環境でしか生きれませんし、増えるスピードが遅く、微生物学的手法による培養は困難。打たれ弱く、立ち直れないという特徴もあって、一度失敗してしまうと全滅してしまうことになりかねません」。
Anammox細菌をさらに有効活用するにはキャラクターを調べ、安定維持を可能にすることが必要です。「Anammox細菌がより活用しやすくなり、水処理技術が効率的、省コストになります。
まだ未知数のところもあるので、今後研究を進めることで、より私たちの生活に役立つようにしていきたいですね」。

“地下水”を守るために いま私たちにできること

地下水というのは、熊本県民にとっては当たり前のようにある資源。
「熊本が持つ大切な宝の一つである地下水の水質を守るための研究をライフワークと考えています」と川越教授。こんなに恵まれている地域はない。だからこそ保全意識を高めないといけないと話します。
汚染の原因はいくつか分かっているそうですが、生活に直結するものもあり、そう簡単には解決するものではないそうです。生産活動を邪魔しない水資源保全を考えるため、調査やシミュレーションを行い、提言することが大切。川越研究室では、実際に地下水を取り分析を行うことで、いまの現況をしっかりと把握しています。
「工学、化学からだけの提言だけではなく、農業分野や行政など、いろいろな分野で協力していくことにより、水資源を守っていくことが重要なんです」。

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