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国公立大学の合格までの仕組み

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国公立大学の合格までの仕組み

連日ニュースなどでも取り上げられている、大学の入試制度改革。
とある予備校の学生アンケートでは、「新しい入試制度である『大学入学共通テスト』と『大学入試英語成績提供システム』の内容をよく知っているか?』という質問に対し、「どちらも内容をよく知っている」と答えた高校生は僅か16%という結果であることがわかりました。

2019年度(2020年1月)を最後に、これまでの「大学入試センター試験」が廃止され、新たに「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」が導入されます。
つまり、現在の高校2年生(2019年4月時点)の人たちが、第一回目の共通テストを受けることになります。

そもそも、「どうしてこれまでの入試制度を変えるの?」と疑問に思われる方もおられるでしょう。
それは、従来のセンター試験では各教科における「思考力・判断力・表現力」を問われるテスト問題は、あまりありませんでした。
しかし、時代の変化とともに、さまざまな新しい学部・学科が創設され、論理的に物事を考え、自力で問題を解決できる人材のニーズが高まっていることなどが入試制度の変更に大きな影響を与えました。

この共通テストでは、従来のセンター試験同様、高校生で習った基礎的な学力を問われることになりますが、「思考力・判断力・表現力」といった能力を基準に問題が作られるため、「国語」「数学」においては、マークシート式問題に加えて、新たに記述式の問題が一部出題されます。それにより、試験時間も国語が80分から100分に、数学が60分から70分に増加することになっています。

また、英語については、実際のコミュニケーションとして現場で使える「英語」の能力を問われるため、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能が評価の対象となります。
さらに、民間の検定試験の結果を合否の参考にする、『大学入試英語成績提供システム』の導入も決定しており、これまでの暗記式の英語学習ではなく、より実践的な英語の能力を身につける能力が問われることになります。

これまでは入学試験の成績のみで合否が決まっていた国立大の一般入試でしたが、調査書や志望理由書の内容も評価の対象とする大学も出てきています。
調査書には、課外活動への取り組みが詳しく記載されることになるので、部活動やボランティア活動、研究活動など、学業以外での活動で何を学んできたのかが重要視されます。

このように、今後の大学入試では、高校での学習はもちろん、学業以外の課外活動が今まで以上にしっかりと見られる傾向があります。
勉強だけでなく、日頃からしっかりと様々なことにチャレンジする姿勢が、試験合格の道へとつながっていきます。

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