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九州大学 渡辺幸信研究室

研究室の紹介Laboratories

当研究室が守備範囲とする研究対象を超ミクロ(原子核)から超マクロ(宇宙)の座標軸の中に位置づけた相関図を下に示します。素粒子・原子核反応で発生した高密度エネルギーは、ミクロ粒子(中性子、陽子、イオン等)や光子として放出されます。これらのエネルギーの塊が、物質や生体中をどのように輸送されていくかを正確に知ることが、原子力や核融合エネルギー開発分野で鍵となります。また、21世紀は宇宙利用の時代です。人工衛星や宇宙ステーション等は、宇宙線と呼ばれる高エネルギーの放射線環境下に置かれており、搭載された電子機器や長期滞在する宇宙飛行士への宇宙線影響を正しく評価することは、安全・信頼性工学の観点からとても重要です。さらに、宇宙線は地球にも降り注いでおり、大気と衝突して中性子やミュオン等の2次宇宙線が発生し、それらが地表にも到達しています。これら2次宇宙線をうまく利用することも関心ある研究対象の1つです。

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