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高校生のうちにやるべきこと

Column

高校生のうちにやるべきこと

皆さんはまだ高校生なのであまりわからないかもしれませんが、大人になると学生時代を振り返って「学生の時にやっておけば良かった」と後悔することが増えてきます。
そして、そうした後悔は、情報不足から来ていることがほとんどです。
後悔する要因としては、大人になると遊ぶお金が増え、行動範囲が広がり、いろいろな知識も増えていくので、「こんな楽しいことがあったのか!」「勉強って意外とおもしろい!」と後から知ることが多くなるからです。
もし若い時に「大人になって後悔すること」を知っておけば、多くの大人が抱く後悔を避けることができるかもしれませんよね?
そこで今回は、「社会人になって後悔したことランキング」で上位を占めていた「高校生のうちにやっておきたかった事」についてまとめました。
大人になってから「やっておけば良かった」ではなく、「やっておいて良かった」と言えるように、高校生のうちから、全力で好きなことに取り組みましょう!

勉強

先生や親からもしつこく言われていて、「またか」と思うでしょう。
しかし、それほどまでに勉強は大切なことなのです。
それは将来、「いい会社に入るため」や「いい給料をもらうため」ではありません。
まして、「勉強」がすべて!と言いたいわけでもありません。

ではなぜ、大人たちは「勉強しなさい」と口を酸っぱくして言うのでしょうか?
それは、「勉強」をきちんとしていると、自分が年齢を重ねたときに、選択の幅が広がるからです。
勉強にしっかり取り組んでおけば、受験や就職といった場面に限らず、人生のあらゆる場面で選択の幅が広がります。そうした手段のひとつとして、「勉強しておくこと」は大切なのです。

勉強しておくことは決して無駄にはなりません。仮に国語や数学の授業科目そのものが日常生活で役立つことはなくても、暗記するという行為をしたこと、考え方を学んだことは、いつか必ず役に立ちあなたの今後の人生を豊かにしてくれます。

最近では、動画やアプリなどを使って楽しく学習できる教材も増えました。
自分のお気に入りの学習方法を見つけて、楽しみながら勉強ができる工夫をしてみましょう。

部活動・学校行事

部活動に一生懸命取り組むことは、継続力や精神力が鍛えられるいい機会となります。
先輩後輩という上下関係を経験できる貴重な場でもありますし、そこから生まれる友情もあります。

また、学生時代は思いっきり遊ぶことも大事です。とくに学生時代にしか経験できない文化祭・体育祭などの行事に全力で取り組むことは、いい思い出作りになるでしょう。
参加して楽しむのももちろんいいですが、運営する側に回ったり、自ら計画して出し物をしたりすることも貴重な体験になって楽しめると思います。

読書

読書は人生のさまざまな場面であなたを助けてくれます。
今のあなたに夢や目標がなくても、読書をしていれば、興味や関心を呼び起こしてくれる一冊に必ず出会えるはずです。
それはどんなジャンルの本でも構いません。小説であったり伝記ものであったり図鑑であったり、入口はなんでも構いません。

よくいわれていることですが、お金持ちに共通している習慣のひとつは、本を読むことです。
まずは、一か月に一冊でもいいので本を読む習慣をつけておきましょう。

ボランティア

高校生の間は自分から行動を起こさない限り、学外での交流は生まれません。
高校生でも安心して参加できる学外での活動といえば、ボランティア活動でしょう。
たとえばゴミ拾い。自分の街を綺麗にすることで心がすっきりするだけでなく、世代の違うさまざまな人たちが集まる場に参加することで、学校の先生や親以外の目上の人たちとのコミュニケーションの取り方を自然に学ぶことができます。

また、福祉系のボランティアであれば、小学生のイベントの補助をしたり、障がい者施設や老人ホームであれば、一緒に体を動かしたり食事のサポートをするなど、学校では学ぶことのできない貴重な体験ができます。
また、積極的に質問をすれば、そこで働く人の貴重なお話を直接聞くこともできるはずです。
こうしたボランティアをきっかけにして、社会の問題に関心を持ちそれを将来の進路に検討していく人も少なくないようです。
また、資金や時間に余裕のある人は、海外などのボランティア活動に参加してみるのもいいかもしれません。
国内では感じることのできない貴重な体験になり、今後大学を受験する際には、その体験が調査書や自己PRに書く内容として活用できますし、その経験は一生の財産にもなります。

SNSの活用

皆さんの多くは、日々SNSを利用している人たちが圧倒的に多いでしょう。
ですが、それは大きな会社や個人が発信している情報を、受動的に眺めていることのほうが多いのではないでしょうか?
ここで提案したいのは、「自らが発信者側になる」ということです。
発信するといっても、日常の出来事をつぶやいたり、写真をアップしたりすることではありません。
どんな小さなことでもいいので、身近な人があまりやっていないようなことを創作して発表するということです。それは、絵でもいいですし、歌でもいいですし、何かを工作したものでも構いません。

これからの世の中は、何がどんな形で役立つかは誰にもわかりません。
自ら情報や創作物を発表するといった能動的なアクションを起こすことを高校生のうちから経験しておくことで、作る側、発信する側の難しさや楽しさを知ることができます。
それは、相手を思いやる気持ちにもつながっていきますし、今後の人生において間違いなく役立つスキルとなるはずです。

また、現実でのコミュニケーションはもちろんですが、これだけインターネットが普及し、発達した世の中においては、ネットマナーやネットリテラシーも身につけておくべき社会人としてのマナーといえるでしょう。
SNSであっても、画面の向こう側にいるのは生身の人間です。
そのことを踏まえたうえで、相手の気持ちや立場を考えて発言するように心がけて、SNSを上手に利用しましょう。

最後に

これまでは入学試験の成績のみで合否が決まっていた国立大の一般入試でしたが、受験制度改革によって、調査書や志望理由書の内容も評価の対象とする大学が出てきています。
調査書には、勉強面だけではなく、課外活動への取り組みなどを詳しく記載することになるので、部活動やボランティア活動、研究活動など、学業以外の場で何を学んできたのかが重要視されます。
大人になってから後悔しないためにも、まずは、あなたの興味・関心があることを入口にして、勇気をもって行動に移し色々な情報に触れてみましょう!

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