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本格的に受験勉強を始める時期について

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本格的に受験勉強を始める時期について

大学受験の勉強はいつ始めたら良いのでしょうか?
周りの受験生がいつから始めているのか気になると思いますが、受験対策は早く始める方が有利です。
ただ、気を付けたい点としては、勉強への耐性がついていないので3年生からいきなり「10時間勉強するぞー」と言って、続けるのは厳しいはずです。
ストレスも溜まり、効率が悪くなってしまうため、いきなりハードな勉強を始めるのはオススメしません。
受験時期に過度なストレスを感じないためにも、出来るだけ早い時期に受験勉強をスタートして、初めは15分からでもいいので少しずつ勉強量を増やして行うのがオススメです。

1、 受験勉強を早く始めた方が良い理由

受験対策を早く始めたほうがいい理由はいくつか考えられますが、勉強内容に限っていえば、「早めに基礎を習得するため」になります。
勉強と聞くと、難しい問題を早く解けるようになりたい気持ちからか、基礎がおろそかなまま、応用問題などに取り組む方が多くいます。
そして、「解けないから」という理由で勉強が嫌になったり苦手意識を持ったりしてしまいます。
冷静に考えてみれば当然ですが、基礎がしっかりできていないと、応用問題は絶対に解けません。
応用問題を解くためにも、まずはじっくりと「基礎を固めること」が受験勉強の肝になります。
そして、基礎を固めるには十分な勉強時間が必要なため、早めの受験勉強が大切であり、応用問題はそれからでも遅くありません。

2、 勉強を3年生から始めた人と1,2年生から始めた人との違い

人間は忘れる生き物です。一度の勉強で「学習内容を隅々まで覚えている」という人は、ほとんどいません。
勉強は反復学習が基本です。繰り返しコツコツと毎日積み重ねていく学習によって、記憶に残る「知識」として蓄積されていきます。
ですから、早めに受験勉強に取り組めば、それだけたくさんの時間を反復学習に充てられるので、3年生から勉強を始めた人と1,2年生から始めた人の間には大きな差が生まれます。
だからといって、いきなり高い目標を掲げるのは禁物です。無理に詰め込むのは、かえって逆効果になってしまうこともあります。
まずは15分からでもいいので、机に向かう時間を確保して、勉強する姿勢を習慣づけましょう。勉強時間の長さは、あとから30分、1時間と増やしていけばいいのです。
焦る必要はありません。思い立った日から毎日コツコツ続けること、それが一番大切です。

3、 具体的にどの時期から始めるのが良いか

当然、3年生になっても受験勉強にはお構いなく、普段の授業も同時に進んでいくため、次から次へと新しい内容も頭に入れなくてはなりません。
ですが、3年生になる前から少しでも早く受験勉強に取り組んでおくことで、1,2年生の学習内容を復習しておけるだけでなく、3年生で新しく習う内容にも応用が利きます。
また、それによって授業に参加する楽しみが生まれ、理解が深まり、モチベーションのアップにつながるなど、相乗効果にも期待できます。
ですから、3年生になって、良いスタートダッシュを切るためにも、遅くても2年生の夏頃から勉強する習慣をつけておきましょう。

4、始めるのが遅かった場合どんなデメリットがあるのか

高校時代は、部活動が忙しかったり友達との遊びが楽しかったりと、思い出を作る大切な時間でもあります。
ただし、将来のことを考えると本業である勉強も大切な時間になってきます。
ズルズルと受験勉強を先延ばしにしていると、いつの間にか周りが勉強ムードになっていて、焦って取り組み始めても「勉強に集中できない!」という状況に陥ってしまうことも考えられます。

勉強になかなか取り組めないという人は、気付かないうちに、勉強に対して苦手意識が芽生えているのかもしれません。
本来、「学ぶ」というのはとても楽しいことです。学校の授業だけでは、そうは思えないかもしれませんが、先生によっては「おもしろい」と感じる授業もあるのではないでしょうか?
それが、勉強の第一歩です。
まずは、自分がおもしろいと感じる授業から真面目に勉強に取り組むことで、他の科目に興味が湧くきっかけになるかもしれません。
今はyoutubeなどで、効率的な勉強のやり方を学べる動画がたくさんアップされていますので、そういったサービスを活用して自分に合った勉強方法を見つけると良いですよ!

最後に

志望する大学が既に決まっている人もそうでない人も、今一度考えてほしいのが、そもそも「大学で何を学びたいのか」ということです。
大学で学びたいことが決まれば方向性が決まり、受験に必要な勉強内容も見えてきます。
早めに受験勉強を開始した方が良いのはわかったけど、何から始めたら良いかわからない。という方は、まずは漠然とでもいいので、「大学でなにを学びたいのか」をいくつか紙に書きだして、自分と向き合う時間を設けてみてください。
自己分析の方法や進路の選び方については下記をご参照ください。
http://www.labnavi.info/course_choice/

志望する大学へ入るために必要な科目が洗い出せたら、できるだけ早く勉強を始めて、基礎を固めていきましょう。
日々の積み重ねが今の自分を作り、将来の自分につながっていきます。

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